
彼女は隠れて変化する
第3章 p@p@(マイマイ)参上!
「一応…部長の木頭先輩には…ボディーガードの件…あの後メールで教えたの」
「あっ――――そう、仕事早いな…」
――――…木頭って言うんだ…この…イケメン――――…
先輩――――…?
あれ?舞の学校――――…女子高じゃなかったか?
んんんん???
「つかぬことをお聞きしますが…性別は…女性ですか?」
「もちろん!
木頭 侑里(キトウユウリ)3年です!ど~も!」
ヒ~~~~~~~~~~~~~~~~!
身長は175ぐらいは有るだろうか?ショートカットのサラサラ髪、キリッとした目!スッと通った鼻!少し掠れた声――――…
女性に見えないが、女性らしい体のラインはしている!!
あ~…胸は…ペッタンコ…だな…この人もベスト派か?
「――――…晴馬君…その胸見る癖…治した方がいいよ?」
「ハハハ、男装コスプレを専門にしているからベストは着用しているよ――――…それに、見られて困るような胸は元々無いから気にしてないよ」
「はぁ…失礼しました」
俺たちが挨拶をしていると…ワンボックスの荷台から次々と荷物が下ろされる
「先輩!マーちゃん!荷物運びますよ~!」
「あ!は――――い!」
舞は、慌ててワンボックスに駆け寄る
