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COLOR’S~殺したのは私~

第12章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)①

最近読んだ雑誌で「処女は重いか」というアンケート記事があり「重い」という回答が大半だったことを思い出す。

私は重い処女。

一茶の重荷になりたくない。

少しでも緩和させる方法がないものかと考える。

私にとってはとてつもなく大胆な答えを導きだしてしまった。

浴衣を脱ぎ始めた。

下着をつけていないだけに、あっという間に裸になり脱衣室の鏡に写す。

大胆になれば一茶の負担を軽減出来る。

処女を重荷に感じるということは、ことがスムーズに運べないからだという勝手な持論を自分に押し付ける。

大丈夫……一茶は私のことが好き。

裸の私を受け入れてくれる。

その先もきっと……

バスルームの扉を開けると一茶は広いバスタブで無邪気に泳いでいた。

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