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COLOR’S~殺したのは私~

第15章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)②

「当然でしょ?無料で提供してるんだから」
「それはちょっと言い過ぎだろ?」

朱夏の身体も琥珀の身体もただの一度だって無料で提供させてもらっているなんて思ったことはない。

朱夏にも琥珀にも愛情がある。

それを碧海は如何にも私が朱夏や琥珀の身体を提供してあげてるような言い方をする。

「どこが言い過ぎなの?一茶は勝手に
見てたでしょ?」
「見た?」

朱夏も琥珀も裸を見るどころか何度もSEXしている。

そうか……碧海のような優等生の真面目人間はSEXまで答えが辿り着かないということか。

碧海は立ち上がると窓際に行って外を指差した。

「見てたでしょ?私がオナニーしてるとこ」

碧海が差した指の先は俺の部屋だった。

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