テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第17章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)①

私は三姉妹の中で一番優秀。

朱夏も琥珀も愛嬌がいいだけで頭の中は空っぽ。

だから一茶の件は許せなかった。

私が一番最初に一茶に抱かれるはずだったのに。

「一茶を共有する」と言い出しっぺの朱夏が最初に一茶に抱かれた。

私は完全に油断していた。

こうなったら二番目も三番目も一緒である。

そして私はSEXの内容で一番になると心に決めた。

朱夏と一茶のことを知ったのは高校二年生だった二年前。

高校の友人と一緒に行った花火大会の帰りに一茶の家から出てくる男二人に出くわした。

一茶や朱夏と同じ高校の制服を着ている姿を何回か見掛けたことがある。

一茶の同級生か。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ