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真知子からの招待状

第3章 記憶を無くした女

そんな不安定な佐伯胡桃の隣に

直也さんが腰を降ろす。


「今日からここで働くんだ」

「直也さん……それはあまりにも……」


唐突すぎる。


私は佐伯胡桃の正面に腰を降ろす。


「いいか、佐伯胡桃。世の中はそんなに
甘くないぞ」

「……」

「それを拒むのであれば、今すぐ出ていけ」

「……」


厳しすぎる。

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