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真知子からの招待状

第25章 進藤太一①

「私……男の人に騙されてばかりで……」

「そっか……」


千鶴は今までの恋愛話を語りだし

俺は黙って聞いていた。


金を貢ぐことは日常茶飯事であり

彼氏の浮気現場に遭遇してしまったことや

中絶をしたことも明かした。


「誰からも愛されたことが無いんです」


話を聞けば聞くほど

同情が愛情へと変化していく。

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