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真知子からの招待状

第7章 二階堂真知子という女①

「真知子が10歳の時から、俺はここで
お世話になってるんだ。それにだ……」

「それに?」

「母ちゃんが言ってたぞ。真知子を
修学旅行に行かせてやりたかったって」


お母さん……


「金は俺が出す。真知子が稼いだ金は
貯金でもしておけ」

「ちょッ……私まだ一緒に行くとは……」

「真知子の母ちゃんにと約束したんだよ。
俺が真知子を修学旅行に連れて行くって」

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