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和「ねぇ、そーいえばあいつらは？」

あいつら？

あー、、

雅「みんな、いないよ、、、」

和「え？」

雅「智は、中2の時美術留学して、翔と潤は父親の仕事の関係で中学上がる前に引っ越した。」

和「じゃあ、それからずーっと1人だったの？」

雅「うん。」

寂しかった。

和「そうなんだ、、大丈夫だったか？」

雅「、、え？」

和「お前さみしがり屋だし人見知りだし。一人で辛くなかったか？」

和はやっぱりなんでもわかってくれる。
だから、俺も正直に、、、

雅「、、辛かった、、」

和「だよな、、これからは俺がそばにいるから。ってか居てもいい？俺も寂しかったから、、」

雅「そんなの、当たり前じゃん、、和は俺の隣にいてくれなきゃ嫌。」

和「ふふっ^_^」

改めて握手を交わし、新しくスタートを切った。


次の日から和と一緒にいることが増えたっていうかずーっと一緒。
席も先生に頼み込んで隣同士にしてもらったし俺は案内係に任命されたし、

和「無駄に広いな。この学校」

雅「うん、最初は迷うよ。迷路みたいだから」

和「、、あっ！ココアがある！飲もうっと」

相変わらずココア好きだな。
変わってないね。

和「、、はい^_^」

和の手に２つのココア。

和「おごり^_^案内してくれたお礼^_^」

雅「いいの？」

和「うん^_^それにお前に辛い思いをさせてたお詫びも兼ねて。」

雅「、ありがとう、、、」