嵐しょーせつ。Part3
第80章 フレンド
中学2年の夏。
俺は、ある理由で大好きだったバスケを辞めた。
部活にも顧問と部長しか理由は伝えず、チームメイトには黙って辞めた。
和「、、さよならー。」
「さよなら^_^」
授業終わったら、すぐに帰る。
先生に挨拶し教室を出ると、、
?「、、なんで辞めちゃうんだよ、」
和「、、べつに。お前には関係ない。さっさと部活行け。」
隣のクラスの雅紀。
ガキの頃から仲良くて家も近いから毎日一緒にいた幼馴染だ。
人見知りで内気だった雅紀は、俺しか心開いてなくて、、自分から行動をするようなやつではない。
だから、、
和「、、バスケやってみない?^_^」
雅「バスケ、?」
小学生の時にバスケチームに誘った。
それからは毎日一緒に練習して、中学になってからも部活でチームメイトとしてバスケに打ち込んでいた。
雅「、、もう知らないっ、!」
雅紀は泣きながら、俺の元を去った。
雅紀には何も隠し事はしてなかったけど、これだけは、、言えない。
和「、、はぁ、。」
泣いていた雅紀の顔は今でも思い出す。
だって、、あれが最後に顔を合わせたから。