嵐しょーせつ。Part3
第87章 キズナ
「、、二宮って普通だよね。」
この言葉はもう慣れた。
俺は地味でも派手でもないただ普通にそこら辺にいるやつ。
でも、、俺はそんな中から抜け出したくて、、
和「、、よし。頑張るぞ、、」
俺は、地元から離れ名門美術高等学校に進学した。
昔から絵を描くのが大好きで、暇さえあればずっと描いていた。
美大に進学したいってなかなか言えなくて、、いつかは言わないといけないと思って、高校受験の時に思い切って告白したら、、
「、、なら。高校から美術学びなさい^_^」
両親は美術高校を勧めてくれた。
独学で勉強していたから、正直怖かったけど、、
なんとかやれそうな気がする。
、、と思ったのは一瞬。
和「、、え、、、」
校舎の中へ入るとそこら中に飾られている絵画、彫刻、模型図。
うそっ、こんなレベル高いの、!?
ヤバすぎる。名門って言われるだけあるわ、、
圧倒されてボーッとしていた時、、
?「、、わぁ、!あっぶねー、、」
和「あ、ご、ごめんなさいっ!!」
?「ちゃんと前向いて歩けよぉ〜、、ってお前見かけない顔だな。編入生?」
和「あ、はい。」
?「ふふっ^_^編入生珍しいからさ。」
和「あ、そうなんですか、、」
?「落ち込むことないよ。ほら、もう君はここの生徒なんだから頑張ろ^_^あっ俺はデザイン科の櫻井翔。1-Cだよ^_^」
和「あっ、俺もデザイン科の二宮和也です、、同じく1- Cです。」
翔「同じクラスなんだな!よろしく!ほら、ホームルーム始まるから行こう^_^」
最初に友達になった櫻井翔くん。
なんか仲良くなれそう、、