テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part3

第94章 おかえり


15歳の春、、

雅「、、みんな行ってくるね。」

潤「おう。」

翔「向こうに行っても頑張れよ^_^」

智「応援してるから^_^」

俺は高校3年間をアメリカにバスケ留学することになった。
もちろん、ずっと一緒に過ごしてきた幼馴染の4人と離れるのすごくさみしいし、同じ高校に通うこともできないから悲しい。

でも、背中を押してくれた4人。

雅「、、って、、いつまでそうしてんの。和」

和「、ん〜〜だって、、、」

俺の胸から離れない和。
こいつは甘えん坊で俺と1番仲良くて、、
今も1番離れるのが寂しいと思ってるんだと思う

雅「和、大丈夫だから。ぜってー帰ってくる。だから、待っててくれる?」

和「ほんと、?帰ってくる?」

雅「もちろん。たったの3年間だけだからね?大丈夫。」

潤「ほら、和、離れなって。」

和「ん〜〜、、!」

一向に離れようとしない和。
俺と和がまるで強力磁石みたいな感じだ。

潤「こりゃダメだ。離れねー、、」

和「ねぇ、、絶対連絡してくれる?」

雅「もちろん。毎日電話かけるよ。」

和「ちゃんと近況報告してよ?」

雅「ふふっ^_^わかったから。」

その言葉を信じたのか、やっとゆっくり離れていった。

雅「大丈夫。俺は絶対に4人の元に帰る。だから、和も翔たちと楽しく過ごして待っててくれるか?」

和「うん、^_^雅紀、、いってらっしゃい^_^」

みんな笑顔で送り出してくれた。
俺は夢の一歩を歩むためいろんな想いを抱えながら
日本から旅立った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ