テキストサイズ

大型犬との同居~Remake Of Story~

第8章 ~大型犬との同居~

◇505号室・玄関◇

-大喜視点-

「小太郎さん、行って来ます」

「大喜君、行ってらっしゃい」

俺は、小太郎さんに行って来ますのキスをして、家を出てバイト先へ向かった。

◇道中◇

「~♪」

俺の誕生日の翌日から、1ヶ月が経った夏休みの最終日の今日。

俺は、今日も元気に過ごしている。

◇梅田喫茶店・スタッフルーム◇

「大喜さん、おはようございます!」

「朝陽、おはよう!」

スタッフルームに入ると、朝陽が制服に着替え始めていた。

朝陽とは、バイトの先輩後輩の関係だけど、お互いがゲイって分かってからはゲイ友としても接している。

朝陽は、明るくて元気で人懐っこい奴だ。

朝陽が新人の頃、指導係は俺。

で、いろいろ教えている内に出会った初日で、懐かれて仲良くなって今じゃ可愛い弟分。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ