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大型犬との同居~Remake Of Story~

第4章 ~飼い主と飼い犬の旅行~

大喜君は僕が渡している毎月の小遣いから、郁君のお土産を買い、僕は郁君と出版関係者達や友達らにお土産を買った。

◇射手座旅館2階・202号室◇

「大喜君
明日の出発時間もあるし、今日はそろそろ寝よう」

「わかりました」

僕と大喜君は、明日の船の出発時間の事を考えて、今日はもう寝る事にした。

◇射手座島の港◇

「小太郎君、大喜君!」

「夏海さん!」

翌日、船の港に着くと、後ろから夏海さんが声をかけてきた。

その隣には、連れの男性もいた。

「小太郎君、これ酔い止めの薬」

「そんな、何度も悪いですよ…。」

流石に2回も、貰うのを悪いと思って夏海さんの申し出を断ろうとした。

「遠慮すんなって!
船酔いは、結構キツいからさ♪」

夏海さんの連れの男性が言う。

「じゃあ、お言葉に甘えて…。」

夏海さんから、酔い止めの薬を受け取ってその場で、口に含んでペットボトルの水で飲み込む。

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