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妄想

第10章 妄想新3

ある日えりかは元社員だった辻田と朝と夕方芸能界の手伝いをしていた。

ある日えりかは新聞配達を辞める日

えりかは配達を終えて、職場に戻ると休みのはずの山本が車で外にいた。

えりかはバイクを置いて、タイムカードを押しに行ったら、辻田がいた。

辻田「今日緊急で奈良に行かないと行けなくなった」

えりか「え!何も連絡来てないけど」

辻田「今日は山本も行くから」

えりか「だから、いてるのか」

辻田「行くよ」

えりか「辞める時にさ、やめてよね」

辻田「いいじゃん、告白チャンス作ったるから」

えりか「い、いらないよ」

辻田「前がいい?」

えりか「後ろでいい」

辻田は後部座席のドアを開けた。

えりかは乗り

辻田は助手席に座った。

山本は車を走らせた。

後は喋りながら奈良に向かった。

沈黙が続き、えりかは寝た。

辻田「疲れてるな」

山本「辻田の仕事手伝ってるの?」

辻田「いや、俺が紹介してもらったって感じかな、なぁ、えりかちゃん今日で辞めたの知ってる?」

山本「辞めた?」

辻田「やっぱり知らないんだね、配達を辞めたんだよ」

山本「えっ」

辻田「けんちゃんに言わないでって言ってたみたい、挨拶が嫌だからって、まぁ、聞かなかったことに」

少し沈黙が続き

辻田「頼む、そこのローソンで止めて、トイレ行きたい」

山本はローソンで車を止めて、辻田は急いでトイレに行った。

えりかは寝たまんまだった。

すると小泉がやってきた。

小泉「ちょっと失礼するよ」

小泉はえりかの横に乗った。

小泉「えりか、起きろ!」

小泉はえりかを揺すって起こした。

えりか「う?」

えりかは起きた。

小泉「お前、こっちの世界に来るのか?」

えりか「こっちの世界?」

小泉「芸能界」

えりか「行かないよ、周りの手伝いはするけど」

小泉「ふーん、後辻田と付き合ってんか?」

えりか「え?」

小泉「AV女優が付き合ってるって噂が流れてるけど?」

えりか「あーっ、1週間前に言われたな、辻田さんと付き合ってるのって、付き合ってないって言ったんだけどな、ホテル入って行くところ見たみたいで、信じてくれなくって」

小泉「ホテル?ラブホ?」

えりか「うん」

小泉「そりゃ疑われるわ」


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