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月明かりの追憶

第2章 奪われてくエナジー

・北山side

ピチャ、ピチャ、ピチャ、妙な音が聞こえ目が覚めると、そこは洞窟みたいな所で。

周りには、鍾乳洞でよく見かける氷柱みたいなものがあり。

俺、生きてるのか。

あの公園で、得体の知れない奴に捕まってしまったとき最後に見たのは。

オーガっていうんだろうな、ほらよくゲームやマンガとかに出てくる角のない鬼みたいな奴。

あれに似た、図体のデカい魔物だった。

ピチャ、ピチャ!

しかし、さっきからなんなんで?あの気色悪い音はよ。

それが気にかかり、聞こえてくる方向へ行ってみると少し開けた場所に出て。

そこに―

なっ、沢山いやがる!半端ないほどウジャウジャと魔物が集まって来ていてさ。

あいつら、まさか全員が俺狙いじゃ?冗談じゃね何とか逃げ出さないと。

そう思い身体を動かした途端に、ガラッ!

肘を掛けていた岩が音を立てて崩れ落ち、その瞬間一斉に奴らがこっちを向いてよ。



「目が覚めたようだな月のプリンセス」



だぁーだから、その名前で呼ぶんじゃね俺は男だ。



「ではガーラさまに報告を」

「かしこまりました」



ガーラ?こいつらの親玉か。



「逃げようとしても無駄だ地中深き土の中へ人がやって来ることは絶対にあり得ない」



そう言いながら、リーダー的存在の1人が俺の傍へ近づいて来る。



リーダー「つまり、お前も抜け出すことが出来ないってわけだ」

北「くっ」

リーダー「しかし驚いた!?まさか男に転生していたとは、これではいくら捜しても見つからないはず」

北「俺をどうしようっていうんで?」

リーダー「知っているか我らがどうやってエナジーを吸い取るのかを」



知るか、んなもん。



リーダー「凌辱する事で精気を高め最高潮に達したとき頂く、ニヤッ」

北「なっ、ふざけんじゃね俺にそんな趣味は」

リーダー「案ずるな、ククッ、男に同じ手は使わぬわ」



当たり前だ、キショいったらありゃしない。




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