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月明かりの追憶

第3章 魔の刻 再び

・横尾side

あれから1ヶ月半が経ち―



藤「はぁ」

横「どうかした?太輔」

藤「えっ?あ、いや」



俺達は、いつもと変わらぬ毎日を送っていた。



藤「わたさぁ」

横「なに?」



いや、太輔だけは違っていたのかもしれない。



藤「やっぱいいや」

横「‥‥‥」



日々、溜め息をつくことが多くなり。



二「ミツうぅ、むぎゅう」

北「わわっ、潰れるぅ」

二「ぎゃははは」

北「益々、めり込んじまったじゃんよ」



ミツは、何事もなかったかのようにメンバーと戯れ。



二「大丈夫だいじょうぶ」

北「なにが」

二「俺が引っ張り出してあげるから」

北「はっ?そんなんで背が伸びたら苦労しねぇや」

二「きゃははは」



そんな姿を切なそうな瞳で見つめている太輔―

おまえ…



千「そういえばポッキーどうした?」

北「えっ」



その言葉に一瞬、場の空気が固まる。



北「なんでだわ?」

千「あ、いや…ハハッ 元気かなと思って」



健永のバカ、はぁー



北「あいつは実家にいるし」

千「だよ…ね ハハッ」



ふーん帰っちゃったんだ、もしかしてあのまま。



宮「ねっ、今度のプレバトさ」

玉「‥‥‥」

宮「タマさん?」

玉「わた、ちょっといいかな」

横「あ、うん」

宮「???」



金色の玉を手にしてより、裕太は。



玉「なんかおかしくない?ガヤ」

横「やっぱり裕太も気になるんだ?」

玉「んー後ろにね」



人には見えない何かが見えるみたいで。



横「黒い影みたいなもの?」

玉「何もなければいいんだけどさ」

横「分かった気をつけて見とくよ」



他のメンバーは、今のところ変わった様子はない。



北「お疲れー」

二「ミツうぅ、めし食ってこう」

北「おう」



ガチャ、バタン!



藤「‥‥‥」

横「太輔、帰るよ」

藤「あぁ」



しかし、まさかそれが予兆だったなんて思いもせず。

そう、悪夢は続いていたんだ太輔の中で。

それに気づいたとき俺達は、また戦いの渦の中へ巻き込まれていく事になる。

そして、伝説は終わらないことを知った。

月がそこにある限り―




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