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俺は彼を愛してる

第6章 peace

ツータンは 僕のおでこと
自分のおでこをくっ付けて

熱を計って 満足気に
シチューをお皿に出してくれた

昨日 ツータンの手料理が幸せ過ぎて
死ぬって言ったの 気にしてるのかな?

僕達は付き合ってるから
これからは特別じゃない

かも… だけども
君の存在が特別なんだ

僕は
まともにツーの顔が見れずに居たけど
作ってくれたシチューが美味しくて

いつしか緊張感が解れていた
ホントに僕ら付き合ってるのねぇ
ってほっこりした

「フッ!
そーいやぁー 昨日
俺の事 ツータンっつってたけど
そう呼びたいの?」

「へ? 僕 あぁ… ごめんなさい」

「謝んの? ユウに呼ばれんなら
何でも嬉しいと思ったけど 俺は」

初めて見るかもしれない
ツータンの満面の笑み!

キャー その笑顔 キュ~ん

「良いの?」

「恥ぃけど 特別な」

僕も特別って思ってるのに
こんなにカッコよく
スラッと言っちゃうから

もぉ ツータン男前過ぎて
惚れずには居られないのよ!

もっと側に…
もっと触れてほしいって
欲張りに成ってしまう…


 

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