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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第3章 ~幼馴染との再会~

◇角川学園4階・1年B組◇

「おはよう」

「小野、おはよう」

「小野君、おはよう」

「郁、おっーす」

教室に入って、挨拶をするとクラスメート達が挨拶を返す。

そのまま、自分の席に座る。

「郁、おっはよー♪」

「郁、おっは~」

「郁君、おはよう」

「3人共、おはよう」

先に来ていた俊樹君、数多君、南君とも挨拶を交わす。

「郁、今日はいつもよりも遅かったなー」

「昨日、夜更しして深夜アニメ見てたから…。」

俊樹君に、理由を説明した。

「夜更かしと寝不足は、お肌に悪いのに…。」

「お前は、女子か!」

頬をさすりながら言うと、数多君にツッコまれる。

数多君と南君と、放課後の寄り道の日から数週間が経った4月下旬。

あれから、他のクラスメート達とも友達になり、選択授業で他のクラスの人達とも話すようになった。

おかげで、スマホのアドレス帳の登録数も増えた。

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