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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第5章 ~ソングボーイズ登場~

◇車の中◇

-有里(夕陽)視点-

「~♪」

「有里、随分ご機嫌が良いね」

車を運転してる、マネージャーに話しかけられる。

「はい、今日は待ちに待ったイベントの日ですから♪」

そう、今日は待ちに待ったイベント当日の日の朝。

現在、僕とソングボーイズのメンバーを乗せ、僕達のマネージャーが車を運転して、イベント会場へ向かっているとこだ。

イベント会場は、日本橋のアメニイト。

「それだけじゃないんだよな~(笑)」

マネージャーの横の座席に座ってる、ソングボーイズのリーダーの、天上翔(てんじょうかける)が僕の方をチラッと見てニヤニヤする。

「今日は、有里君のファンの愛しい幼馴染君が、イベントに来るもんね♪」

「うん♪」

僕の隣の真ん中座席に座ってる、ソングボーイズの末っ子キャラの、下道筑紫(したみちつくし)の言葉に頷く。

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