
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第6章 完璧なご褒美に憂鬱なお仕置
「ヤキモチって――――…社内ランキングナンバーワンの男が何を言っているんです?」
私は、足元にある曽根のペンをツンとヒールで蹴り…手元から遠ざけてみる!
「///アッ…ペンが!も~…ライカったら、そんなのチェックしてるんですか?
私が、“抱きたいのも”“付き合いたいのも”“種着けしたいのも”“結婚したいのも”ぜ~んぶ、ライカだけですよ!」
曽根は私の足にすがり付く
パンストの上からツツツ――――っとイヤらしくなぞる曽根の指に一瞬ビクッ!と、なるが…
「///触るな!」と、足で腕を振り払うと、曽根は「そんなぁ~」と、喜びながら床に尻餅をついた!
「///アッ…ん、ライカァ~…///もっと――――…蹴り上げてください…」
――――…こんな姿を毎日みているのだ…
曽根の人間性は一ミリも尊敬できない…
