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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント


「――――…それでは、役員会議行こうか…」



曽根はあからさまに嫌な顔をして社長室を後にする



「はい」


私は資料を持ち、曽根の後をついていく…



背中から…“行きたくない”と言うオーラが出まくっている!



社長が…仕事を嫌がるとか…あり得ないが――――…曽根はそんなやつだ…



「早く終わらせて、ライカとデートするぞ!」






――――…デートとは初耳だ…



晩ご飯一緒に食べる…って話じゃなかったか?


曽根の中で…二転三転と…話が飛躍している…












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