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ところが
当時の朝倉マコは
社長のパイン鈴村の戦略で
MAXーJAPANの専属をやめさせて
企画単体女優として活躍させようと
目論んだために
月に3～4本のAV出演を
課されるようになっていた。

その代わりに
MAXーJAPANへイチオシで
パイン鈴村が売り込んだのが
西園寺カオルだったのだ…。

朝倉マコで
さらに儲けるためには
AV販売による利潤の大半を奪われる
MAXーJAPANの存在が
パイン鈴村にはもったいなく
色んなメーカーねへ
人気女優の朝倉マコを売り込んで
今までよりもメーカー搾取を少くし
事務所へのバックを増やそうとしたのだ…


しかし
通常、多くて月に2本の出演が一般的な
企画単体のAV女優のなかで
月に3～4本の出演を強いられた
朝倉マコは徐々に疲弊していくのを
薫子は近くで見ていてわかった。