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好きにさせて

第15章 決断



「いただきまーす」


せっかく
えぇ雰囲気やったのに
料理が届き
俺たちはまず
腹を満たすことにした


パスタを食いながら
茜を観察すると
いつもより
沢山食べてるみたいで
ホッとする


「美味いなぁ」


「うん。
お腹、空いてたみたい」


「いっぱい食うたらええ」


「うん」


「ん…なぁ、茜」


「ん?」


「今日はもう
泊まっていこか。
今から帰るん面倒やし」


「うん、いいよ。
今日は泊まれるように
家も準備してきたから」


腹を満たしながら
茜と話をして
今日はもう
ココに泊まろうということになった


言葉にはせんかったけど
俺は
玩具かAVのどっちかでも
願望が叶えられそうで
ワクワクや

せやけど茜は
飯が終わると
濡れてしまった服を
きちんと干したりして
片付けをはじめ

俺はただ
そんな茜を見ながら
ベットに転がっていた


さっきまで
あんなにシリアスな話してたのに
なんや俺たちは
いつも通りで
変な感じやなぁ…と思いながら。


けどまぁ
メソメソしてんのは
性に合わんし
楽しい時間を過ごせて
それはそれで
ええねんけど。


「まだ終わらへん?」


「あー…あとこれだけ。
すごく濡れてるから…」


「早う…」


なかなか
俺の元に来てくれへん茜に
そう、おねだりすると


「あ、うん…」


茜は
玩具とかAVのことを
思い出したのか
少し照れながら返事をした

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