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桜花楼の恋

第4章 馴染んでく身体

・北山side

藤ヶ谷が、ここに来てから数日が経つ。

今日も俺は、素っ裸のまま、布団の上でうつ伏せとなり。



北「んっ、あっ、はあっ、んん、あっ、ビクンビクン」



こいつに、攻め続けられていた。



藤「どう北山だいぶ慣れて来たんじゃない?」



神社の前で千賀が倒れた日の翌朝。



千「本当か?」

藤「あぁ、約束する ニコッ」

千「良かったな宏光これで俺も安心した」

北「チラッ」

藤「ニヤッ」

北「チッ」

藤「クスッ」



藤ヶ谷は言ったのさ。



藤「俺は北山に惚れている、ゆくゆくは身請けをし一緒に暮らしたいとさえ考えているから心配するな」



あり得ない、3日目にしてなに嘯いてるんだか。

が、単純な千賀はすっかりその言葉を信用してしまい。



千「俺は何て呼べばいい」

藤「ガヤとでも呼んでくれたらいいさ、フッ」

千「おっもしろい名前」

藤「弟が、そう言ってるんだ」

千「ふーん、じゃガヤさん、これからも宜しく」

藤「こちらこそ、ニコッ」



また餌食にされた奴が増えてしまったってわけだ、ハァ

マジで、こいつ周りの連中を取り込むのが上手いわ。

それからも━



塚「へぇー熱烈じゃん俺もそんな相手が欲しいや北山が羨ましい、フッ」



どこが、クッ…ただのスケベやろうなだけじゃん。



そして、俺には。



藤「これからは無理せず北山に合わせる形で徐々に慣らしていってやるから」

北「どういう意味で?」

藤「それはやってみれば分かるさ」

北「はっ?」

藤「とにかく俺の言う通りにしていればいい、ニコッ」



わけ分からない。




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