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蜜蜂オヤジ。

第14章 タルト…官能の倒錯。

俺の舌は
今度は桜さんの下の前歯の付け根の
歯茎を舐めて
徐々に桜さんの閉じた歯を舌先でこじ開けて
上の前歯の裏側の付け根の歯茎から
さらに舌を奥へ奥へと
伸ばしていく…

アゥ!ウゥン!アウン!

ビクピクピクと桜さんの身体が
震えた…

『…!お父さん!なんかすごく不思議な感覚が…! アフン…。 こぞばゆいような…ウズウズするような… ハァン…、アッ…。』

『そうじゃろ?今、俺が舌先で刺激している
桜さんの上顎の部分は… …実は隠れた性感帯なんじゃ…』

俺はそう桜さんに教えると
その場所を集中的に舐めてやった……


桜さんの吐息が
桜さんの口の奥を舐める俺の口のなかに
直接入り込む…
濃厚なキス…。

もう桜さんの口は唇も
白くてつやつやの健康的な前歯も
ピンク色の歯茎も
柔らかな舌も……

すべて俺が味わったパーツなのだ…

桜さんと会話をする
周囲の男性の多くが
キスしたいと思える可憐な唇も
しゃぶりつきたいと思える
その舌も…
会話をすれば自然に覗く前歯も…


全部俺が味わい
舌を這わせた箇所なんだ…

そう思うと…
俺はキスだけでも
すでに射精直前の興奮を覚えるのである…。

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