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放課後は保健室で

第8章 到着



チャイムの音で目が覚めた。



…体が痛い。



ギリ、と縄のきしむ音がして気がついた。


下半身がジンと疼いていた。


「あ、目え覚ましたか」


目の前ににやついた渡辺啓太の顔。


「あんたって本当サイテーね」


「サイテーで結構。もう待ちくたびれた。そろそろヤるから」


そう言って首筋にキスを落とされる。


精一杯顔を背けるがどうにもならなくってまた目をつぶった。


「ヤるって…まさか」


「だってヤんなきゃ3万払わなきゃなんねんだもん。まあここまで来たんだから観念しな」


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