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放課後は保健室で

第2章 鍵の落とし物


呆然としていると先生がポッケから鍵を取り出した。


「しょうがねえから契約料はあれで良しとしてやるよ」


「やった♪返してくれるんですね」


鍵に駆け寄る。


そのとたん先生に腕を掴まれた。


「うし!捕まえた」


なっ!!!


罠だったのか!!


先生の半径5メートル以内に自分から入ってしまった。


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