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三角関係ときどき四角

第1章 合コンの行方

「千夏さん……」

「ぇッ?」


陵介くんが私と目を合わせようとするけど
何故か反らしてしまう。


「キス……してもいい?」

「それ……聞くんだ」


陵介くんとした二度のキスは
不意に唇を奪われた形だった。


「千夏さん。こっち向いてよ」

「……ゃだ」


向いてしまったら……
陵介くんを受け入れることと一緒。

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