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21年愛~これからもずっと

第3章 にの目線 2



隣にくっついてる相葉さんの俺を見ている
視線から、今は逃げたくなる。

腕を押さえつけられてるから、
動けない。

そんなに真剣な目で見ないでよ。

マジで……

油断したらこのまま泣いてしまいそう。

色んな感情が混ざりあって、
もう良く分からない。

こんな状況、誰が予想出来た?
俺と相葉さんの関係に。

もし名前付けるとしたらさ、
……なんなんだろ?

メンバー、

親友?

幼なじみ?

セフレだった相手……




……恋人。


じゃ、絶対ないから……



じゃあさ。


相葉さんと俺は一体どんな関係なの?


俺は。


俺はね……


ずっと


ずっと


あなたが好きだったんだ。


本当に……

本当に……


あなたがいつも、俺の心のほとんどを
占めてて。

気が付けば、一人でいる時も
ギター片手に
何となく呟くんですよ……
相葉。

相葉。

相葉雅紀……ってさ。


おかしいよね?


俺は、本当に

あなたがどうしようもないくらい

大好きなんだよ……



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