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僕ら× 1st.

第29章 侑生BD --Hzm,Ar

「可愛い、花野ちゃん」

「侑生君ぅっ…はっ…ぁ」

目を閉じて息を荒げる。
時折腰をぴくっと動かす花野の秘部から、クチュクチュと水音が聞こえる。

「花野ちゃん、もっと感じて」

花野の悶える顔を満足に見つめる。

こうすると、気持ちいいかな?
カタく膨らむその周辺に力を入れ、速度をつけてこすったり緩めたりを繰り返す。

「うあ…ふっ……ンぁあん」

可愛い鳴き声をたくさん聞きたくて。

「………あんっ、ああッ…侑生君っ、あっ…やぁっ…あァっ」

ワレメの中に、とにかく指を這わせまくった。
声量は少なくても、熱に浮かされたような彼女の表情が嬉しくて。
徐々にあがってくる息使いが嬉しくて。

そうして、さっきより膨らんだあの小粒。

「俺を見て」の言葉に、俺に視線を当てる彼女は一瞬で、切なそうに目を細める。

つまんだ俺の指は跳ねるように、こすりあう。
その下部から、何度も強く撫で上げると彼女が首を反らせ。

「あっ…ァあっ…侑生…君っ。あっ、いやっ…ぁ」

隠すのも放りだして俺の左手とシーツをぎゅっとつかむ彼女は、もう目を閉じたまま。

ここが好きなんだね?

クニクニクニと、俺は焦点を絞って小刻みに指を前後する。
その幅を深さを次第に増やしてく。

「んんっ…あぁぁ…ッ」

その時、花野の身体が小刻みに跳ねた。

「あっ…っ、あ…」

荒くなった息を肩で制する彼女。

「イった、の?…」

俺の愛撫で、絶頂してくれたの?
脱力で、ぼうっと一点を見つめる花野はそれには答えない。

ピクピクとした彼女の振動を感じながら、俺は右手の力を緩める。

「はぁ、はぁっ……っン」

俺は彼女の視界に顔を覗かせ、近づけ、キスを落とす。

「ゆ、侑生君…私っ……」

「うん、もうすっげ可愛いかった」

くったりと汗ばむ身体を暫く抱き締めて、頭を撫でる。

「花野ちゃん、大好き。気持ちよかったんだね」

「ぁあ……っ!」

恥ずかしいのか今更彼女は、脱ぎ捨てられていた俺のシャツに顔を埋めた。

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