道о明日に繋がる光
第9章 不安
『そろそろ帰る?』
「うん…」
やぱ 駄目だ
会いたくて仕方なかった
そんなときに会って
離れらんなくて
辛い思いする
逃げたしたくなった
現実から
「もう 行かなきゃ
あたし電車で帰るよ」
『なにゆってんの?
送っていくよ』
「ううん あたし
一人で帰りたいの」
『…雅?』
こらえてる涙
すごく必死
素っ気なく感じたかな?
嫌な女だよね
沈黙が続く
空気が重くて
部屋を出ようとした
その時
『雅っ…』
颯汰くんが
手を引っ張った
離さないように
強く握る
「颯汰くん?」
これ以上 居たくない
涙が溢れる前に
ばいばいしたいの
『またすぐに会いに行くよ
だから 泣くことないо』
「え…」
バレてる?
『好きだよ、雅』
ぽかんとなるあたしを
ぎゅってしてくれた
颯汰くん
あたしも好きо