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感じさせて

第1章 ―1―



「ん……………」


昨夜の情事の余韻を残す身体を
持て余しながら、隣を見る。


(あぁ、私が寝てる間に帰ったのね。)


「ふぅ………シャワー浴びなきゃ……」






熱いシャワーを浴びると、頭も身体も覚めてくる。

(身体があまりベタついてないのは、”彼“が清めてくれたのだろう。)


“彼”のそういう気遣いに苦笑する。









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