『エロリっ子ハンターズ』第1章「ある日のエロリっ子狩り」　1ページ

小中大テキストサイズ

エロリっ子ハンターズ

第1章ある日のエロリっ子狩り

「ケンジ、あの子」
「うん？」
コージに指さされ、ケンジは、自分たちの前をとぼとぼと歩く、とても背の低い、少しぽちゃっとした女子に、目をやった。
「ちっちゃいなー。小学生か？」
「よく見ろよ。中学の制服、着てるぜ。正真正銘の中学生だ」
「しかし、あの子。ほんとにエロリっ子か？かなりぽちゃぽちゃっとしてるぜ。おれは、エロっ子はお断りだよ」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、あの二の腕見ろよ」
横から、エロリっ子鑑定専門のシンジが口を出してくる。
「うん？」
「あの二の腕の肉付き具合、正真正銘のお子ちゃまロリ肌だ。中学生なのにあんなロリ肌の持ち主は、エロリっ子に違いない！」
自信に満ちた顔をするシンジ。
「ほんとかー？」
今までシンジのエロリ鑑定は、当たった確率３０％だ。
「それに」
シンジが、少し不安を顔に出しつつも
「あの子の周囲との距離感。エロリっ子特有のぼっちちゃんだ」
と、確信に満ちた表情。