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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第3章 ~初めてのすれ違い~

「信長、仕事の調子良さそうだね♪」

「もちろん!」

夏海さんと信長さんは、少し年齢が離れた従兄弟同士。

信長さんが作る、特製焼きそばも夏海さんから教わったんだって。

「いらっしゃ…光輝(こうき)さん、照明(てるあき)さん!」

「やあ、大喜君」

「夏海先輩、好文久しぶり~♪」

月星光輝(つきほしこうき)さんと、朝陽照明(あさひてるあき)さんは恋人同士。

2人は、夏海さんと好文さんとは高校時代からの知り合いで、好文君とは同級生で夏海さんとは先輩後輩の関係。

2人も、夏海さんと好文さん程でもないけど、月に2回は来てくれる。

「お冷をお持ちしました」

夏海さんと好文さんの向かい合わせに座るのと同時に、俺は光輝さんと照明さんにお冷を出す。

「僕は、苺スムージーとマカロニグラタンで」

「俺は、喫茶店ラーメン大盛りで」

「かしこまりました」

このまま何事もなく、次の休憩時間までいつもと変わらず業務に専念した。

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