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貴方の涙は俺が拭くから ON

第5章 スケッチブックに隠された秘密5 ニノ



ゲーム仲間と通信プレイしてたせいで、
途中で止めるわけにもいかずに 
キリのイイとこまで続けてたミッションも終わり、
ここに居残る理由も無くなった


帰りに寄るとこあるから、って
マネージャーの車を断ったから
今日は電車かタクシーで帰るしかないけど

明日は午後からだし、誰か呼び出して飯でも行こうか
それとも久々に秋葉でゲーム見るのもいいな


こんなこと滅多にないけど、
もうみんな先に帰って、楽屋を出るのは俺が最後だ

思い切り伸びをして、忘れ物ないよな、
と、ぐるっと見渡すと
ソファーの上にくたんと置かれたトートバッグが
目に付いた



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