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娘の為に❗️

第1章 娘の為に

去年の今頃は まだまだ のんきに

あぁ〜 三年生になるや〜ん 大変〜

って 言ってたね。

あれからの あっという間の1年。

先週 中学を卒業して
花道を笑顔で まっすぐ前を向いて歩いた貴女。
もらった手紙をその場で読めず
家に帰って ひとりになった時に読みました。

ありがとう うれしかった 感謝してます
これからも よろしくお願いします

いつもより 丁寧な字でキレイな言葉が
キラキラ キラキラ輝いて
文字が見えないって思ったら 涙がうるっと…

反抗期やら思春期で ワケのわからないケンカを
したりしたけど
学校や友達との悩みを一緒に解決策を考えたり
新しく仕入れてきた 趣味や言葉やアレやコレを
母と娘の低い壁をまたぎ越えて 教えてくれたり

15年間の私の子育ては ほぼ 間違いない よね?

そして
今日は 高校の入試日で…

母はもう ずっと 何日も ドキドキ ソワソワして
しんどいです。
でも 貴女は 見た感じ いつも通り…
じゃないのはわかってます。
見せないのが貴女。
とっても 静かな戦い。

決戦日

行ってらっしゃいって見送った。

やっぱり貴女は前を向いて 振り返らず 新しい門をくぐって。






おかえりって迎える。

平常心って難しい。

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