雪に咲く花
第3章 美少女の時間
撮影が終わり先ほどまでの可憐な美少女は姿を消した。
正確にいえば本来の少年の姿に戻ったということなのだが……。
「雪斗君!お疲れ様。これは今日のバイト料だ」
この事務所の社長である沢村が、美少女いや雪斗とよばれた少年に手渡した。
「あっ!どうも」
封筒を受け取り中身をのぞいて雪斗は目をまるくする。
「ええぇ!こんなに!」
なんと一万円札が10枚も入っていたのだ。
高校生のする一般的なバイト料より数倍の金額である。
「君の素材がいいおかげで素晴らしい写真が撮れたからね。それにこれから金になる要素を君は持っているんだ。このぐらい安いものさ」
「本当にいいんですか?有り難うございます」
「ああ、また頼むよ」
雪斗は礼を言って事務所を出た。
正確にいえば本来の少年の姿に戻ったということなのだが……。
「雪斗君!お疲れ様。これは今日のバイト料だ」
この事務所の社長である沢村が、美少女いや雪斗とよばれた少年に手渡した。
「あっ!どうも」
封筒を受け取り中身をのぞいて雪斗は目をまるくする。
「ええぇ!こんなに!」
なんと一万円札が10枚も入っていたのだ。
高校生のする一般的なバイト料より数倍の金額である。
「君の素材がいいおかげで素晴らしい写真が撮れたからね。それにこれから金になる要素を君は持っているんだ。このぐらい安いものさ」
「本当にいいんですか?有り難うございます」
「ああ、また頼むよ」
雪斗は礼を言って事務所を出た。