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第11章 焦り
祐司は当初から大人びていて・・・お袋と握手をして・・・・。
「お久しぶりです・・・(笑)おじさんは元気ですか???」
見てくれからしてお坊ちゃま・・・・。
そんな俺とは対照的なその男に俺はかなり警戒心Max。
「お父さんねーー・・工場が上手くいかなくって・・・・なかなかねぇ・・・・」
そう、・・・うちの親父は都内で小さな工場をやっていて・・・・そこはなかなかヤバい状態。
すると祐司は笑って・・・・。
「息子さん、高校に入ったんですね。おめでとうございます・・・・(笑)・・・・おじさんの会社の事と共に息子さんとお話してもいいですか?」
俺を見て言ったんだ。
えっ???
何で俺???
そう思ったけど・・・・。
その時俺は・・・・
ある話を持ち掛けられて・・・・・。
それを約束してくれたら・・・親父の会社に融資をし・・・・
必ず潰さないよう守る・・・そう約束をしてくれた。
