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第12章 恋をしてしまうクラブ








私の両親と・・・姉は・・・・。







私が小学校の時に・・・事故で亡くなった。






その後、私は唯一の親戚の叔父夫婦に引き取られたが・・・・。








昔の写真は略処分されたし・・・。








でも・・・・








私の荷物の中に気付いたらあった・・・・珊瑚の置物。









それは私が物心ついたときには常にあった。









その珊瑚の裏には、








マジックで・・・・。









『OO年、石垣島にて』








と、綺麗な字で書かれていた。










その字は、唯一私が持っていた七五三の家族写真の裏に書かれていた時の字と同じ。









多分・・・母の字だと思った。









その話をすると・・・涼君は少し寂しそうな顔をして・・・・・。







私の顔を撫でた。









「結城ちゃん、・・・・・いつか石垣に連れてってやるよ・・・・・。」








・・・・・//////








「本当・・・???//////」











「あぁ・・・(笑)・・・・石垣の海を見たら・・・思い出すかもね・・・・」













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