 
Secret
第4章 俊也の気持ち
「ねぇーーーー、何処行くのーーーー???」
結城は約束通り18時まで店で待っててくれた。
美佳は何かを察したのか先に帰ると言って店を出て行った。
店を出て駐車場まで歩く中結城はずっと俺の横で・・・・。
「ねーーーーっ!!!何処行くのさーーーーっ!!」
・・・・(笑)
まるで子供ッ!
「うっせーーーなぁーーー・・・、少し黙ってろよ!!(笑)」
コイツに出逢ったのは高校・・・・。
1年から3年まで・・・・俺はずっと・・・・。
コイツの傍に居た。
何故???
それは・・・・。
まだ内緒だ。
駐車場に行き結城を車に乗せ俺も運転席に乗り一回煙草を吸う。
「美佳も来ればよかったのに!!!」
結城はそう言ってバックの中からチョコを出し口に入れた。
「・・・・お前さーー・・・、ちょっと真面目な話していい???」
タバコの煙を吐きながら言うと結城はチラッと俺の方を見た。
「なに???」
・・・・・・・。
 
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