
Secret
第22章 フェス事件
目が合わせられず・・・(笑)汗ばかりが・・・・。
「美佳ちゃん結城ちゃんと同じ年なんだっけ??」
え・・・・。
顔を上げると・・・内村さんがそう言って私の前に居た。
あれっ??(笑)
気付くと堂本さんも涼君も俊也も席に戻っていて・・・(笑)
私は内村さんと一緒に突っ立ってた・・。
「あ・・・はいっ!!////えっと・・・25です!!」
内村さんはニッコリ笑って・・・
「大人っぽいね(笑)・・・結城ちゃんとはまた違うタイプだ!」
「(笑)・・・老けてるって感じですか???」
私がそう言うと・・・内村さんはまた笑って・・・
「違うよ(笑)綺麗だねって恥ずかしいでしょ???だから濁したのに~(笑)」
・・・・//////
なんか・・・恥ずかしいって言う割には・・・(笑)
「またー・・・(笑)なにも出ませんよ???・・・あー・・じゃぁ・・私仕事に戻りますね(笑)ゆっくりしていってください・・」
私はインカムをオンにし、内村さんにそう告げ舞台裏に向かった。
「あっ!!・・・美佳ちゃんッ!!」
っ????
足を止め振り返ると・・・
内村さんは私の後を追いかけて来て・・・
「(笑)・・・もし迷惑じゃなかったら連絡して?迷惑だったら捨てて良いから・・」
そう言って名刺の裏にササっと何かを書いて・・・
渡してきた。
え・・・。
「俺しつこくはしないから(笑)じゃ、結城ちゃんにもよろしく伝えてね???」
え・・・。
内村さんはそう言って・・・爽やかに席の方に戻って行った・・。
貰った名刺の裏を見ると・・・
個人の携帯番号と・・・ラインのID。
表を見ると・・・
O・H第一営業部 10課 チーフサポーター
内村一樹
・・・・・・。
えっ???
