テキストサイズ

Secret

第22章 フェス事件










美佳ちゃんは俺をポカンとした顔で見て・・・







「・・・付き合ってるのッ????・・・・」







ん~・・・・(笑)







今は仕事上・・・それは断言してねーけど・・・。







「そのつもりだけど?(笑)」






俺が言うと美佳ちゃんは少しほっとした顔をして・・・・。







「そっか・・・マジならいいの・・・・(笑)」






・・・・・・。






この子・・・







結城にどこまで聞いてるんだ????







「美佳ちゃん・・・・。」








「何???(笑)」







・・・・・・・。







「俺、・・・年末アイツを沖縄に連れて帰ってもいい???」







俺がそう言うと・・・美佳ちゃんは一瞬黙った。









「沖縄に連れて行くの?」







「・・・美佳ちゃんは連れて行ったら寂しい??(笑)・・・」











「・・・本気ならいい・・・(笑)」








この子・・・ずっとこうやって結城を心配して面倒見てやってきたんだな・・・。







「(笑)・・・美佳ちゃんさー・・・」






「なに???」






「一樹も沖縄来るよ?(笑)」







一樹の名前を出すと・・・少し顔を赤らめ・・・下を向いた。








「美佳ちゃんも来ればいいのに(笑)」







そう言うと顔を上げて・・・







「私は仕事があるしッ!!!」






(笑)







「大丈夫だよ(笑)・・・好きになったら、離れたくなくなるから(笑)」








俺はそう言うと・・・出口の方に向かった。







きっと美佳ちゃんは今まで男に甘えたりしたことないんだなー・・・。








「涼君!!!」








美佳ちゃんは俺より少し後ろの方で立ち尽くしたまま俺の名を呼んだ。







振り返ると・・・・








「大きなお世話よッ!!!(笑)」







そう言ってまた控室に入って行った・・・。







(笑)(笑)







綺麗な子なのになー・・・(笑)







一樹ー・・・(笑)







結構手強いぞ???美佳ちゃん(笑)






ストーリーメニュー

TOPTOPへ