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第6章 女が戻った日







俊也said





俺は結城をあのビルまで送ってエレベーターに乗せておいて・・・・。








その後が気になって・・・・。







気になって気になって!!!






仕方ない。






見慣れた高級車が何台も止まるそのビルの駐車場で俺はタバコを吸い色々考えていた。







俺の役割・・・。






そんなの分かってる。






でも結城と出逢ってもう10年。






俺は・・・ずっとアイツを見てきた。







今までアイツに手を出した事は・・・1度もない。







今日まで1度もだ。







携帯片手に・・・もしかしたら結城からSOSの連絡が来るんじゃないかと・・・








なんて・・・








あるわけない。








相手は・・・







アイツらだ。








落ちない女なんて・・・・









いない。











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