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第29章 貴方が大好きな場所





翌日・・






私たちは蒼太君に空港まで送ってもらい・・・




午後の便で羽田に・・・・。





機内では涼は下を向いて項垂れてた・・・。





「・・・涼??どうしたの??(笑)二日酔い??」





「んーーー・・・昨夜ごめんーー・・はぁーー・・」





(笑)





「(笑)・・・気にしてるの??」




「だってさぁー、昨夜は少しいちゃつきたかったじゃん???(笑)」




「もぉー(笑)具合悪いのかと思った・・・いいよーそんな・・・(笑)」




「あっ・・・わかったッッ(笑)戻ったら・・・どっか行こっか??」




「どっか??」




「んーー・・あんま好きじゃないんだけど・・ああいうとこー・・・」





ああいう・・・ラブホ??(笑)





「ラブホ??・・・」





「んーー・・・他になくない??」




「・・・いいよそんな・・誰かに見られたら・・」




「はぁー・・・そっか・・・確かに危険か・・・あーーあーーー・・・」




「(笑)そんなーー・・・凹まないでよぉ(笑)」




「んーーー・・・」




涼は元気のない顔で私の手を握った・・・。





「(笑)・・・明日・・・涼・・お仕事忙しい??」





「明日??・・・明日はーー・・・確か・・午前中新人研修の監督入って・・午後は講習会・・だったかな??」




「・・・・もう・・あんまお客様の予約入らないの??」




「あ~ッ・・・・(笑)もうね、俺は予約入れないんだッ!次のチーフへの引き継ぎとか若手育成で研修とか入ってるからな~ッ!」





そっか・・・・・・。






なっ、なんかかなり安心ッッ(笑)(笑)






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