 
Secret
第6章 女が戻った日
車を降りると涼君は窓を開け・・・・。
「また・・・逢えることを祈ることはしておく!!(笑)」
そんな事・・・、きっと色んな子に言ってるんだろうな。
祈ることはするけど・・・・逢う約束はしない。
私が頷くと涼君は手を振っていってしまった。
ほんの何時間かで・・・私は俊也が言った通り・・・・・。
心境の変化を・・・起こしてしまいました。
俊也・・・・。
俊也ッ?!
明日俊也と約束してたんだッ!!!!
私はそんな事もぶっ飛ぶくらい・・・ドキドキしてしまいました。
車が見えなくなると自分の家の方にゆっくり歩いた。
俊也も多分・・・・世間からすればかなり格好いいはず。
でもずっと一緒に居て、・・・・近くにいすぎて・・・・・。
そういう意識をした事は無かったの。
久々、・・・・自分が女になった気がした。
涼君と居てドキドキしたの。
 
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