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第2章 大人になりました









あーーーーーーーっつい・・・・・。









橘結城。










21歳。











今・・・・スッゴイ夏真っ盛りの湘南の海で・・・・・。










パラソルの下で私は汗を拭う(笑)










「結城、もうワンカット撮ったらおしまいね(笑)」










マネージャーの美和さんが笑って言う。










「美和さんーーーー・・かき氷―――・・・・・かき氷食べたーーーい・・・・・」









椅子に浅く腰掛け顔を上げて言った。










「もう少しだから――(笑)ね??あともう少し!!終わったら買って来て良いからーーーー(笑)」









はぁーーー・・・・









私は顔を上げたままのけぞるようにして背後で若者で溢れている海の家を眺めた。










上下逆に見える海の家。










最近あんな風に遊んでなーーーい・・・・。










「美和さーーーん・・・・私も遊びたーーい・・・・・」










思わず愚痴った(笑)










美和さんは私の横にしゃがみ込み・・・・。










「分かった!!(笑)じゃーーー、来週オフに私がどこか連れて行ってあげる!!!(笑)どうっ???」









(笑)(笑)










「絶対だよッ???(笑)約束ねッ????」









私が言うと美和さんは笑って私が持っていたタオルを手に取って私の額に当てた。









「約束!!!(笑)だから頑張ろうッ!!!」











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