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杉並メロディ。

第3章 薄紅

ことりの臍の上に、白い液体が散乱した時には、俺は次の言葉を決めていた。

その言葉に、ことりは涙した。
そして俺にしがみつき、泣き疲れて眠るまで、俺に頭を撫でさせた。

ことりのからだが、とても小さく感じられた。

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