テキストサイズ

ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第8章 伯爵と悪夢


アレキサンダーと一緒に寝てから…不思議なことに――――…



悪夢を見なくなった


昔はよく見ていた――――…引き取った両親が心配し警戒するほど…幼い頃は酷かった


年を重ねるにつれて悪夢の回数は減ってきたが――――…


環境が変わったり心配事があった時は必ず見ていた



ここに来た当初も――――…頻繁に見ていたが…


不思議とアレキサンダーと一緒に寝るときは無いのである


絶体…緊張や不安で眠れないと思っていたし――――…悪夢も見ると思っていたのに――――…不思議である



「ん?すみれ寝ないのかい?」


今日も…私のベッドにはアレキサンダーが鼻の下を伸ばしてスタンバっている――――…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ