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ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第9章 伯爵とスパイ


「では、私も――――…」


支度をしようとピノ彦がすみれの部屋で出ようとすると…アレキサンダーが止めた…


「ピノ彦――――…私、一人で行くよ…」


いつになく真剣な眼差しに、ピノ彦はそれ以上言わなかった――――…が…


すみれのパンツでオナニーしているこいつに任せていいものか悩んでしまう…



「ピノ彦…顔に出ているぞ…

それに!手を使っていなからでオナニーにはならんぞ!夢精だ!」



「――――…やってることは変態です…有森様が知ったら、嫌われますよ」


「――――真実を知って…更に嫌われるんだ…予行練習みたいなものだよ…」





「いや――――…いってる意味が分かりません…」


アレキサンダーは股間にあったすみれのパンツをポケットに丁寧にしまうと「行ってくる」といい部屋を出た



ピノ彦は、ベッドに散らばるすみれのパンツを見つめ胸がチクリと痛んだ



「ご主人様――――…片付けて行けよ…」




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