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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第10章 保健室の続き②

それから一週間後……


「どういうつもりだ?」


帰宅したばかりの晴子を問い詰めた。


「如月さんのことね。私から頼んだのよ。
一回りも年上の私と結婚させられた
あなたがあまりにも不憫だから」

「どうしてそれが今なんだよ」

「最近知ったのよ。如月さんが風俗勤めを
しているって。如月さん、その筋では
かなり名が知れてるらしいわよ。
相手の男を瞬時に見極めて、その男に
見合う立ち振舞いは天下一品だって」


つまり如月は……


男性経験が浅い女を装っていたわけか。


確かに……僕が求める振る舞いだった。

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